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2010-02-03

病院2  ~芥川龍之介の河童を読んで~

『これはある精神病院の患者、第二十三号が誰にでもじゃべる話である。』

書き出しはこうだ。病院?ドキリとした。私は今病院の廊下にいるのだ。

『出ていけ!この悪党めが!貴様も莫迦な、嫉妬深い、猥褻な、ずうずうしい、うぬぼれきった、残酷な、虫のいい動物なんだろう。出ていけ!この悪党めが!』

第二十三号は自分の話を終えるとこのように怒鳴りつけるのだそうだ。彼に一体何が?そして、その話の内容とは?先へ進みます。

最初の話を要約すればこうだ。

彼は山登りの最中に「河童」を見つける。そして、河童を捕まえようと必死に追いかけているうちに、穴に落ちて気を失ってしまうのだ。気がつくと、なんと大勢の河童に取り囲まれているではないか。なんでも、ここは河童の世界だという。

(・・・・どこかで聞いたような話だと思った。)

続けます。

河童の世界は発展していた。それこそ人間だけが発展するのではないと言わんばかりに。彼は河童の医者「チャック」に看病されることになる。穴に落ちた際に身体を強く打ったらしく、あちこちが痛むのだ。そのうち彼が追いかけた河童も見舞いにやってきた。「バッグ」という漁師だ。バッグの話によれば、人間が河童の世界に迷い込むことは度たびあるのだという。

(なるほど、おもしろい。)

河童は河童の言葉を話す。現に彼が河童に囲まれていた時などは「Quax Quax」と言っていた。しばらくやっかいになるのだから、彼は河童の言葉を習うことにした。先生は医者のチャックや漁師のバッグである。彼はすぐに話せるようになった。

『Quax,Bag quo quel quan?(おい、バッグ?どうしたんだ)』



病院のアナウンスがなった。「315番でお待ちの方は診察室へお入りください。」違う。私は336番だ。



theme : 本に関すること
genre : 本・雑誌

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